2006年09月13日

WIG WAM[Hard To Be A Rock'n Roller...In Tokyo]

wig-wam-in-tokyo.jpg
ハード・トゥ・ビー・ア・ロックンローラー

ウィグ・ワム
キングレコード 2006-08-23

by G-Tools


日本では順序が逆になって発売されたノルウェーのWIG WAMの1stアルバムです。時代錯誤でど派手なルックスとそこからは想像もつかないハイクオリティーな楽曲で輸入盤の時点からかなり話題になり、続く2ndアルバム[WIG WAMANIA]での日本デビューを経て今回晴れて1stアルバムの国内盤がリリースされました。
彼らの驚くべきクオリティーを誇る楽曲は一言で言うなら80's ポップメタル。しかもBON JOVI登場以降のキーボードを大幅に導入し洗練されたサウンドと一緒に歌える分厚いコーラスを満載したキャッチーなポップメタルで、私のように当時からロックを聴いている者には聴き終わるころには80年代に聴いた全てのポップメタルバンドを思い出したと言っても過言ではない位に当時のサウンドを踏襲しています。曲が進むたびにデスモンド・チャイルドやジム・バランスといった腕利きのコンポーザーやブルース・フェアバーン、マイケル・ワグナーなどの大物プロデューサーが浮かんくるということは、やはりそれだけ良い曲を書いているということの表れではあるが、この曲のこの部分はあのバンドのあの曲の一部分といった突っ込みは大いにされるでしょう。しかし現在のロックシーンに彼等のようなバンドが殆どいないこと、欧州の現在のロックシーンの活況ぶりなどから、“こんなの80年代バンドのパクリじゃないか”と冷ややかにあしらわれるのではなく、よりオープンに幅広いロックファンに受け入れられているように思います。
中でも際立つのはデスモンド・チャイルド節全開の(1)In My Dreamsで、冒頭に強烈なサビの“Come on Comen on Come on!”を配置し、Aメロ、Bメロ、サビと徐々に盛り上がっていくメロディーラインが素晴らしくあまりにいい曲なので聴きながら笑ってしまった程です。いわゆる“この1曲のためにこのアルバムを買う価値がある”曲です。(7)No More Living On Liesや(15)Hard To Be A Rock 'N' Rollerも同様に北欧のバンドらしく叙情味溢れるメロディーが素晴らしく最初から最後までテンションが下がらない各楽曲のクオリティーは見事です。
バンドイメージや過去の経歴と言った部分はあえて触れません。心を真っさらにしてまずはこの素晴らしいアルバムを体験して欲しいので。純粋にいい曲が聴きたい方はぜひ聴いて欲しいアルバムです。

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posted by replicant at 00:30| Comment(2) | TrackBack(1) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今ってこういうタイプのバンドって少ないし、勿論クオリティはずば抜けて高いんで一発で気に入りました。パクリって言われても匂わせてるっていうか、だれだれのどの曲に焦点を絞ったっていうより空気とか雰囲気が物凄くあの時代のあの感じなんですよね(リアルタイムに体感したわけじゃないのでおかしな話ですが/汗)。だから個人的にはこんなの只のパクリじゃん!っていう事無く受け入れられたのかもしれません。
今のBon JoviよりよっぽどBon Joviらしいと思いましたし(苦笑)

TBさせていただきますね♪
Posted by zep at 2006年09月13日 17:49
zepさん、コメント&TBありがとうございます。

>今のBon JoviよりよっぽどBon Joviらしいと思いましたし(苦笑)


Bon Joviは年を重ねた分だけ音の方も成熟してしまいましたからね。

逆にWIG WAMの連中は結構な年のはずなのに気持ち悪いくらい溌剌としたサウンドですね(笑)
Posted by replicant at 2006年09月13日 21:56
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Wig Wam「Hard To Be A Rock'N Roller...」
Excerpt: 「wig wam」2005年発表の1st。ノルウェイジャン変態コスプレHRバンド衝撃のデビュー作。ルックス・音楽性の両面から溢れ出る80'sテイストからは好きで好きでどうしようもない愛あるユーモアが感..
Weblog: Rock Junkheadz
Tracked: 2006-09-13 17:41
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