2006年02月26日

LILLIAN AXE [Poetic Justice]

B0000071LNPoetic Justice
Lillian Axe
Mfn 1992-07

by G-Tools

LILLIAN AXEは1stも2ndもいいのですがやはり最高傑作はこの[Poetic Justice]でしょう。RATTのロビン・クロスビーのプロデュースによるデビューアルバムで十分な注目を浴び、続く[Love and War]はGhost of Winterという名曲を生み出しますが、NIRVANAの登場で時代は完全にグランジ・オルタナティブ。LILLIAN AXEもレコード契約を失ってしまいました。解散の道をたどると思っていましたがインディーズから復活、この[Poetic Justice]を発表しました。オリジナルメンバーのベース、ドラムのリズム隊が脱退し新メンバーが加わっており、特にドラマーのパワフルなプレイが光っています。
雰囲気を煽るイントロからの(2)Innocenceでは1、2作目では無かったようなヘヴィなギターリフでブリティッシュ・ロック的な威風堂々とした貫禄を見せつけ、(3)True Believerでは当時のアメリカン・ハードロックのポップな魅力を最大限に表現し(5)See You SomedayはLILLIAN AXEの18番である名曲Ghost of Winterのような叙情的なメロディーが壮大に展開する新たな名曲であり、ヘヴィーなギターリフとロン・テイラーのエモーショナルなヴォーカルに乗るポップなメロディーが素晴らしい(6)Living In The Grey、70年代ポップスのようなやさしいメロディーが心地よい(7)Dyin' To Live、当時の状況(80年代的な煌びやかなアリーナ・ロックは排除され、ストリート感覚に根ざした新たなオルタナティブ・ロックがメインストリームとなった時代)を考えると、とてもアメリカのバンドの曲とは思えない(9)Mercy、そしてこのアルバム中、いやLILLIAN AXE史上最も美しい名曲(10)The Promised LandはこのアルバムをいまだにCDプレイヤーに乗せたくなる不変の魅力を放っています。
このバンドのリーダーのスティービー・ブレイズ(g)は過去にクラシックを学んだ事があるらしく、その辺りがこのバンドのアメリカのバンドらしからぬアコースティック・ギターやキーボードを上手く使った美しい楽曲を生み出す要因になっているのだと思います。
このアルバムは現在非常に入手困難のようですが、中古盤など根気よく探せば手に入るようです。HOOBASTANKなどを聴く方には強くオススメできる名作です。
posted by replicant at 23:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 奇跡の名盤 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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